現在私は、Google Pixel 6 Proを使っています。前機種のHUAWEI P20 Proはマクロカメラこそないものの、AIで「クローズアップ」と表示され、マクロぽく撮影することができました。
Pixel 6 Proにはマクロカメラも搭載されていませんし、AIで「マクロ」となることもありません。
マクロのように撮影したい時もあると思うので、試してみました。
目次
Google Pixel 6 Proはどのくらいよって撮影できるか試した
この大きさのミニカーに寄って、撮影します。
まずは1倍
手前のオレンジ色の車にピントを合わせています。これが精一杯寄った状態で、これ以上寄ると、「被写体から離れてください」というような表示が出ました。
ただメインカメラのセンサーサイズが大きいため、背景が自然にボケてとても綺麗です。「背景ボケ」などを使う必要がありません。むしろ自然なボケでとても好みです。
ちなみに写真の色合いですが、見た目に近く、特に誇張されている感じではありません。室内で人物を撮ると、少しHDRのような写りになることもありますが、この被写体の写りはとてもいいです。
2倍
1倍よりは寄れました。またデジタルズームであるものの、画質の劣化はあまり感じません。十分な画質です。
4倍
かなり寄れました。これならマクロの代わりに使えます。
これくらい撮れれば十分でしょう。
Pixel 6 Proの望遠カメラは「4倍」にしても室内だと使われない!?
どういうことかというと、上の4倍のミニカーを撮影し、撮影情報を見ていて気がつきました。
↑4倍の写真の情報です。
「f1.9」となっていますが、こちらは望遠カメラではなく、メインカメラです。つまり今回撮影したシーンでは、望遠カメラが使われず、メインカメラを使いデジタル4倍で撮影されたということです。
なんで望遠カメラを使わないの?
これは憶測ですが、まず今回撮影したのが照明をつけた室内です。それでも望遠カメラで撮影すると画質が劣化すると判断し、センサーサイズが大きいメインカメラを使ったのだと思います。
センサーサイズが小さい望遠カメラを使うより、メインカメラでデジタルズームをかけた方が綺麗に撮れるとソフトウェアが判断したのでしょう。
このようなカメラの仕様は前機種のP20 Proでも同じでした。
どういう時に望遠カメラが使われるの?
明るい場所で4倍ズームをすると、望遠カメラが使われました。
↑望遠レンズが使われた時の写真の情報
「f3.5」となっています。焦点距離も19㎜になっているので望遠カメラが使われたということがわかります。
|
Google Pixel 6 Proのマクロについてのまとめ
Pixel 6 Proにマクロ機能はありませんが、4倍ズームを使うことでかなり被写体に寄って撮影することができました。
また望遠カメラは必ずしも使われないということもわかりました。それでも綺麗な写真が撮れるのはすごいと思います。
↓Amazonでタイムセール中(2021年10月31日まで)