ソニーから発売されるプロ向けスマートフォン、「Xperia Pro-I」について思うことをお伝えします。
先に発売しているシャープの「AQUOS R6」、Leicaの「LEITZ PHONE 1」と同じく、1インチセンサーを搭載しています。
AFの速さ・瞳AFに期待
私が気になっているのは「オートフォーカス」の速さです。ソニーのカメラはAFの性能が非常に優れており、特に瞳AFの精度は素晴らしいです。動いている人物にも追従し続け、決定的な瞬間を逃しません。
シャープの「AQUOS R6」、Leicaの「LEITZ PHONE 1」はスマートフォンとは思えないほど高画質な写真が撮れるということで話題ですが、残念ながらオートフォーカスが遅いです。
動き回る被写体はブレてうまく撮影できません。風景や立ち止まっている人物では問題ないですが、子どもやペットの撮影を多くする方は思い通りに撮影できないかもしれません。
ちなみにXperia Pro-Iでは動画撮影時にも瞳AFが使えます。写真も動画も文句なしです。
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手ブレ補正の実力は?
Xperia Pro-Iには、「FlawlessEye™対応のハイブリッド手ブレ補正」が搭載されています。(24mm広角レンズのみ)。
昔のソニーは手ブレ補正で他のメーカーの一歩先を行っていました。ビデオカメラのハンディカムの空間光学手ブレ補正は当時驚かされました。
歩き撮りをしてもガクガクしないでとても見やすいです。
ところがXperiaシリーズはiPhoneやGalaxy、私のPixel 6 Proに比べると、どうも手ブレ補正の効きが弱いと思います。Xperia 1 Ⅲで改善しました。
今回のXperia Pro-Iは1インチセンサーと、センサーサイズが大きくなっているので、特に動画での手ブレを補正できるかが気になるところです。
残念なポイントもあり
望遠が50㎜と物足りない
1インチセンサーなのはメインの広角カメラのみです。望遠カメラは1インチではないので、もっと望遠ならよかったです。3〜5倍は欲しいところです。
それでも望遠を50㎜にしたのは、ポートレートを意識したのでしょうか。50㎜程度なら1インチセンサーをクロップしてもいいのではないかと思います。
5Gだがミリ波には非対応
まだまだ普及していない5Gのミリ波ですが、「プロ機」であるので対応して欲しかったと思います。
ちなみに私のPixel 6 Proはミリ波対応です。
他にもワイヤレス充電に非対応です。
1インチセンサー搭載「Xperia Pro-I」はAFが速そう。望遠が物足りないのが残念。 まとめ
Xperia Pro-Iについての思うことをご紹介しました。
私の感想としては、かなり完成度が高く、本当に一眼などを持ち歩かなくてもいいな、と思います。
私のPixel 6 ProもAFは速く、正確で画質もいいため、一眼カメラを持っていなくても十分だと思いました。
またスマートフォンは一眼と違ってレンズを交換することなく、超広角、広角、望遠をカバーできることと、撮影した写真や動画をすぐにクラウドにアップ、共有することができるのが便利です。
一眼カメラはパソコンに取り込んだり、スマートフォンと接続して取り込み、アップするという作業があります。
Xperia Pro-Iの価格は198,000円と高額ですが、プロ機であるのでこんなものかなと思います。
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