先日、子どもの卒園式に出席しました。例年であれば両親揃って出席できますが、今年はコロナの影響で、1人しか出席できませんでした。
2人いれば、私が一眼を使い、写真撮影。妻がビデオカメラで動画を撮る、ということができます。
しかし1人なので、今回は写真を諦め、ビデオカメラで撮影しました。そのビデオカメラは7年くらい前に購入したフルハイビジョンのSonyの製品です。
画質は4Kではなく、フルハイビジョンなので、あまり綺麗ではありません。
ビデオカメラには超望遠ズームができるという最大のメリットがあります。
一眼カメラで動画を撮ると、どうしてもズームはぎこちなくなってしまいます。また、広角から超望遠を一本のレンズでカバーすることもできません。
改めてビデオカメラの優秀さを実感しました。
どころが!!
式の途中でビデオカメラが熱くなり、画面に「バッテリーを交換してください」と表示が出ました。
前日に満充電しており、まだ20分位しか撮影していないので、バッテリー切れではありません。電源を切り、再度確認するものの、やはり同じ表示が出て撮影できませんでした。どうやら熱暴走かバッテリーの劣化だと思います。
幸いスマートフォンと一眼も持っていたため、4Kで撮影を続けることはできました。
帰宅後、ビデオカメラの電源を入れると、直っており、やはりバッテリーの残量も十分にありました。
これでは入学式の時、不安だ、と思いました。そしてSonyとパナソニックのビデオカメラのHPを確認しました。
前から気づいてはいましたが、最近新製品は出ていません、、、、。
おそらくスマートフォンのカメラの高機能化で、ビデオカメラを購入する方が少ないからでしょう。
もはやスマートフォンのカメラでも50倍ズームもできますし、8Kで撮影できるものもあります。
前置きが非常に長くなりましたが、私が気になっているビデオカメラをご紹介します。
目次
4K60Pで撮影するならこれ!!
Panasonicの「HC-X1500」です。
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Panasonicの「HC-X1500」の特徴は?
- 4K60P対応
- 広角25㎜で撮影できる(広く撮ることができる)
- 光学24倍ズーム
- SDカードスロットが2つ
- 5軸ハイブリット手ぶれ補正
- 「LEICA」のロゴ
手軽に4K60Pで撮影したいなら、こちらの機種です。価格は20万円以上するので、価格的には手軽ではありませんが・・・・。
5軸ハイブリット手ぶれ補正なので、歩き撮りをする方も安心です。ビデオの手ぶれは観ている人が酔ってしまうので、滑らかな映像が好きです。ズーム時も手ぶれに強いものがいいでしょう。
ワイプ撮りをしたいならこれ!!
Panasonicの「HC-WX2M」です。
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パナソニック 4K ビデオカメラ WX2M 64GB ワイプ撮り 光学24倍ズーム カカオブラウン HC-WX2M-T
Panasonicの「HC-WX2M」の特徴は?
- ワイプ撮りができる(サブカメラ搭載)
- 広角25㎜で撮影できる(広く撮ることができる)
- 光学24倍ズーム(iAズーム32倍)
- 新ハイブリッド手ぶれ補正(従来の手ぶれ補正に加え、水平補正もできる)
- 64GBの内蔵メモリー搭載
- 「LEICA」のロゴ
この機種の一番の特徴はワイプ撮りができることです。
映像の左下などにサブカメラの映像を映して録画することができます。
例えば、撮影者が子どもを撮影しているとき、自分もサブカメラで撮ることができます。
私も家族を撮影することが多いのですが、自分が映れないので、旅行先で撮っても、声しか録れていない、ということが多いです。
ワイプ撮りができれば、そういったことも解決されます。
サブカメラは自分を映すだけではありません。
メインのカメラで子どもをズームし、サブカメラで広く全体を撮ることができます。
一般的なビデオカメラは、運動会や発表会で子どもの顔をズームにすると、全体が撮れません。しかし、サブカメラも使うことで、同時に全体も記録できます。
もちろんサブカメラを使わないで撮ることもできます。
この機能はSonyのビデオカメラにはありません。またPanasonicだけの機能が水平補正です。
夢中でビデオカメラを撮っていると、水平が保てずに斜めになることがあります。それを補正してくれるので、とても見やすい映像になります。
あと個人的には「LEICA」のロゴがあるのがうれしいです。私はミラーレス一眼も使っていますが、PanasonicのLEICAレンズは色合いがとても好みです。
私が購入した機種はどっち?
入学式前日、バッテリーをフル充電しても、ソニーのビデオカメラが起動しないことに気づきました。
慌てて家電量販店に行き、購入したのが「HC-WX2M」です。本当は4K60Pで撮りたいですが、ワイプ撮りもおもしろいので、こちらの機種にしました。また水平補正もしてくれるのも魅力的です。
↑サブカメラ(向きをクルッと変えることができる)
↑「LEICA」が良い感じ。
使ってみてどうだったの?
予想通り、ワイプ撮りはおもしろくて最高でした。画質はミラーレス一眼に比べるとセンサーサイズが小さいため、そこそこだろうと思っていました。ところが夜景などを撮らなければ、きめ細かい立体感のある映像が撮れました。
ミラーレス一眼のような背景ボケのある映像は撮れませんが、画質も非常に満足です。約2000万画素の写真を撮ることもできます。最近のスマートフォンの写真の方が綺麗ですが、悪くはありません。機動力の高さがいいです。
手ぶれ補正については、歩き撮りも試してみました。YouTubeのGoProの映像の方が手ぶれ補正は効いていますが、こちらのビデオカメラも歩き撮り程度であれば優秀です。
4K30Pなので、カメラを動かしたり、動きの速い被写体を撮ると残像感が少し気になりますが、思っていたよりは気にならなくてよかったです。
また4Kは「MP4」形式の動画なので、スマートフォンやパソコンで扱いやすいのもうれしいポイントです。
入学式では望遠が必須だけど、最近ビデオカメラは新商品が出ていない? まとめ
今まで使っていたビデオカメラは7年前のSonyのものでしたが、使い方なども大きく変わらず、戸惑うことなく使えました。
望遠も安定して使えるので、入学式でも遠く離れた子どもをアップで撮ることができました。
これから運動会もありますが、今から楽しみです。普段からビデオカメラを使っていきたいと思わせてくれる機種でした。
パナソニック 4K ビデオカメラ WX2M 64GB ワイプ撮り 光学24倍ズーム カカオブラウン HC-WX2M-T
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